ドコモのメールを、
格安SIM運用中のiPhoneで受信できるように設定しました。
その際、パケット代が定額上限に達するというヘマもしてしまいました。
眠くて頭が回っていませんが、まとめて書きます。
目次
経緯など
ドコモガラケー(FOMA標準SIM)と
ドコモiPhone(MVNO)の2台持ちで長らく運用しているのですが
たま~に届く「ガラケー側のキャリアメール」に少し煩わしさを感じていました。
煩わしさの理由は、返信メールの作成。
すっかりフリック入力に慣れてしまった昨今、
ガラケーの物理ボタンでポチポチメールを打つのが面倒になっていたのです。
(昔は逆に物理ボタンのほうがスムーズだったのですけどね…)
キャリアメールもフリックで打ちたい、
⇒フリック入力付きのガラケーもあるが、もっさりしている
⇒じゃあもうiPhoneで受け取って返事書けるようにしちゃおう
…といった感じで、今回の作業に至りました。
まずSPモードの登録
ドコモのマイページからSPモードを契約しておきます。
iモードと同時使用できる「SPモード(iモード契約可)」というサービスです。
SPとiモードの両契約で、料金2倍になりますが、
双方が半額になるので、結果的には変わりません。
なお、メールアドレスはこの時点では登録しません。
できるのかもしれないけど、方法がわかりませんでした。
FOMAスマホSO-03DにガラケーのSIMを挿入
中古で買ったSO-03Dを使います。
色がピンクなのは、中古ショップにこれしかなかったから。
この機種は、FOMA回線が使えるうえ、SIMカードサイズも標準。
しかも、2011~12年ごろの製品にしては珍しくAndroid4に対応しているという、とても優れたスマホです。
そんなSO-03DにドコモのSIMカードを挿入します。
挿入しますが、
モバイルデータ通信は基本的にONにせずWi-Fi接続のみを用いて作業を進めます。
SPモードの登録と、ドコモメール化
大事なところなのですが、
なかなかうまくいかず何度もトライしたので…
すみません、どの操作が結局正解だったのか整理できていません…
とりあえずポイントは以下の通り。
・SPモードのメールアドレスを設定する。
・マルチデバイス利用を設定する。
・SPモードアプリをドコモメールアプリにバージョンアップする。
ところどころ、Wi-Fi接続だとエラーになることがありました。
しかもエラーメッセージがわかりにくい!
そういうときだけ接続方法を「モバイルデータ通信」に切り替えて行いました。
当然、ドコモ契約のパケット通信になります。
極力短時間しか使わないように心掛けたものの、
なんだかんだで75,000パケットも使用していたみたいです。
(パソコンでドコモの会員ページに接続して確認)
しかし、接続先がドコモのページだからタダなのか、支払料金は変わらないままでした。
(後日、これは勘違いだったことに気づきます…)
ともあれ、上記の設定が済むと、
iモードとは別のSPモードアドレスによるメールを、
スマホや、パソコンのWebブラウザから使えるようになります。
iモードメールはケータイでしか受けられませんが、
SPモードメールは利用媒体を問わないということですね。
ここまででSO-03Dの用途は終了。
iモード⇔SPモード メールアドレス入れ替え
ドコモのマイページにパソコンからアクセスして
SPモードとiモードメールの入れ替えを実施します。
読んで字のごとく、メールアドレスが入れ替わります。
(自分は半信半疑だったので、先にiPhoneの設定をして、
ドコモメールを受信できることを確認してから入れ替えました。
入れ替え前と入替後で2回設定する必要があり、手間ですが。)
ここまでくればもう終わったも同然。
iPhoneにドコモメールを設定
最後にiPhoneを使います。
iPhoneでドコモメール(SPモードのメールアドレス)を受信できるように変更します。
設定~メール~アカウントを追加 で、ドコモメールの設定を登録。
POPとSMTPサーバの書き方は他サイトご参考。
ドコモ公式の推奨方法は「プロファイルのダウンロード」ですが
ドコモ純正のSIMを挿しているiPhoneじゃないとダメみたいでした。
そのため、メールアカウントだけを手動設定しました。
Gmailなどから「SPモード用」のアドレスにメールを送信してみて
iPhone側に受信通知が出ていればOK。
これにて完了です。
後日談 パケット代爆増!
こちらは翌朝気付いた話です。
SO-03Dでのパケット通信に料金がかかっていないと書きましたが
しっかり月額に加算されていました。
パケット数の表示と、料金への反映は同時ではないのですね…
2000円台だったのが8000円台にまで跳ね上がっていて、目が覚めました。
一応、パケホーダイダブルの上限が効いてこの値段。
無かったら倍以上になっていたでしょう。
毎月1000~2000円台に抑えていたのですが、これは残念。
勉強代だと思うようにします。