在宅勤務が増えたので、家庭菜園に興味を持ち始めました。
仕事で家から出られない、一日中パソコンに向かっている、そんな自分の横で、植物たちは元気に育ってくれます。励みになります。
この記事では、室内での水耕栽培の方法について記載致します。
100円ショップで買えるものをなるべく使うようにしていますが
効率を考えると拘り過ぎないほうがいいと思います。特にLEDライトはケチらず買った方がいい。
まずは発芽まで
重ねられるプラケース2個(100均で買える)
スポンジ(100均で買える)
野菜の種(100均で買える)
ホットナイフ(任意。1,000円程度)
プラケースの加工
プラケースを用意します。ダイソーの「組み合わせ整理ケース」。
これのほかに2個、同じシリーズのものを買っています。水をはる箱とスポンジを埋める箱を分けたかったからです(後述)
![](https://i1.wp.com/it-diary.mejilong.com/wp-content/uploads/2022/07/hydroponics_17.jpg?resize=500%2C332&ssl=1)
![【水耕栽培】ダイソーのプラケース中](https://i2.wp.com/it-diary.mejilong.com/wp-content/uploads/2022/07/hydroponics_1.jpg?resize=500%2C297&ssl=1)
このケースに、2㎝四方くらいの四角形を10個描きます。
見ての通り、かなりアバウトです。
![](https://i0.wp.com/it-diary.mejilong.com/wp-content/uploads/2022/07/hydroponics_2.jpg?resize=500%2C298&ssl=1)
次に使うのがホットナイフ。先端がカッターになった半田ごてです。
ダイソーの半田ごてを持っていたのですが、いまひとつだったので買い足しました。
![【水耕栽培】ホットナイフ](https://i2.wp.com/it-diary.mejilong.com/wp-content/uploads/2022/07/hydroponics_3.jpg?resize=500%2C226&ssl=1)
電源を挿して5分くらいで熱くなりますので、線に沿ってプラケースを切っていきます。
マジで熱いので取り扱いには要注意。熱で溶かしながら切るものなので、力は不要。
カッターの刃が貫通してからゆっくりと刃を進めていきます。
![](https://i2.wp.com/it-diary.mejilong.com/wp-content/uploads/2022/07/hydroponics_4.jpg?resize=500%2C446&ssl=1)
ケースを裏返して、線がつながっていない部分があればホットナイフで切ります。
![](https://i1.wp.com/it-diary.mejilong.com/wp-content/uploads/2022/07/hydroponics_5.jpg?resize=500%2C317&ssl=1)
とけたプラスチックがくっついているのか、きちんと切れ目を入れても穴は開きませんでした。指や棒などで押して、ベコン!と、くりぬきます。
![](https://i2.wp.com/it-diary.mejilong.com/wp-content/uploads/2022/07/hydroponics_6.jpg?resize=500%2C339&ssl=1)
スポンジ埋め込み
次はスポンジを加工します。
ダイソーの6個入りスポンジを使います。ネットからスポンジを出して、
プラケースの穴より大きいサイズに切り分けます。
先ほどとは別のプラケースを用意します。
私は、とある事情(液肥と水でどちらの方が根の成長が早いか確認したい)により
穴を開けたケースの半分の幅のケースを2個購入しました。
![【水耕栽培】ダイソーのプラケース小](https://i0.wp.com/it-diary.mejilong.com/wp-content/uploads/2022/07/hydroponics_9.jpg?resize=500%2C230&ssl=1)
ケースに水をはり、スポンジを思い切り浸して、水を吸わせます。
ケースの水は満タンにしたまま、スポンジを取り出します。
![](https://i2.wp.com/it-diary.mejilong.com/wp-content/uploads/2022/07/hydroponics_12.jpg?resize=500%2C509&ssl=1)
穴の開いたケースを上に重ねて、穴にスポンジを埋め込んでいきます。
下からはみ出たスポンジが下段のケースの水に浸っているのが理想です。
![](https://i1.wp.com/it-diary.mejilong.com/wp-content/uploads/2022/07/hydroponics_11.jpg?resize=500%2C303&ssl=1)
![](https://i1.wp.com/it-diary.mejilong.com/wp-content/uploads/2022/07/hydroponics_13.jpg?resize=500%2C534&ssl=1)
種まき
野菜の種をまきます。ダイソーの「レタス・サラダミックス」が残っていたので、これを使うことにしました。
種をスポンジにのせます。発芽しない種もあるので、1ブロックあたり
3個程度の種をまきました。
種をのせたらトイレットペーパーを薄くかけ、スポイトなどで水をかけます。
種と地面(スポンジ)を密着させ、水分を切らさないようにする効果があるんだそうです。
トイレットペーパーは水に溶ける性質があるので、芽が簡単に突き破ることができます。
先人の知恵です。
![【水耕栽培】スポンジにトイレットペーパーをかける](https://i2.wp.com/it-diary.mejilong.com/wp-content/uploads/2022/07/hydroponics_16.jpg?resize=500%2C324&ssl=1)
![](https://i2.wp.com/it-diary.mejilong.com/wp-content/uploads/2022/07/hydroponics_18.jpg?resize=500%2C331&ssl=1)
この後は、ケースの上に何かを置いてフタをします。私はティッシュ箱を使いました。
スポンジが乾かないよう水をかけながら、数日間発芽をまちます。
発芽
2日後、芽が出てきました!次の作業に入ります。
発芽したので、下のプラケースの片方を、「液肥」にします。
もう片方のプラケースは水を張ります。液肥と水で、育つスピードが違うのか確認したかったためです。
どっちがどっちかわからなくならないように、「水」と「液肥」と書いたテープを貼っておきます。
液肥として使用したのはハイポニカです。
水にA液、B液をそれぞれ500倍に希釈します。
余談ですが、似たような名前の「ハイポネックス」という肥料を先に買ったのですが
こちらは全然育ちませんでした。用途が違うらしいです…。
このペットボトルの容量は900mlなので、A液とB液はそれぞれ2ml弱ずつ使います。
正確には1.8ml。
1リットルの容器ならわかりやすかったんですけどね。最近は筋肉の負担を軽減するためか
微妙に少な目の容量が増えてきました。
液肥をいれたらケースを重ねて、日当たりの良い場所においておきます。
ちょうどいいスポットがなかったため私はLEDライトを使いました。
(続く)