在宅勤務が増えたので、家庭菜園に興味を持ち始めました。
仕事で家から出られない、一日中パソコンに向かっている、そんな自分の横で、植物たちは元気に育ってくれます。励みになります。
この記事では、室内での水耕栽培の方法について記載致します。
100円ショップで買えるものをなるべく使うようにしていますが
効率を考えると拘り過ぎないほうがいいと思います。特にLEDライトはケチらず買った方がいい。
まずは発芽まで
重ねられるプラケース2個(100均で買える)
スポンジ(100均で買える)
野菜の種(100均で買える)
ホットナイフ(任意。1,000円程度)
プラケースの加工
プラケースを用意します。ダイソーの「組み合わせ整理ケース」。
これのほかに2個、同じシリーズのものを買っています。水をはる箱とスポンジを埋める箱を分けたかったからです(後述)
このケースに、2㎝四方くらいの四角形を10個描きます。
見ての通り、かなりアバウトです。
次に使うのがホットナイフ。先端がカッターになった半田ごてです。
ダイソーの半田ごてを持っていたのですが、いまひとつだったので買い足しました。
電源を挿して5分くらいで熱くなりますので、線に沿ってプラケースを切っていきます。
マジで熱いので取り扱いには要注意。熱で溶かしながら切るものなので、力は不要。
カッターの刃が貫通してからゆっくりと刃を進めていきます。
ケースを裏返して、線がつながっていない部分があればホットナイフで切ります。
とけたプラスチックがくっついているのか、きちんと切れ目を入れても穴は開きませんでした。指や棒などで押して、ベコン!と、くりぬきます。
スポンジ埋め込み
次はスポンジを加工します。
ダイソーの6個入りスポンジを使います。ネットからスポンジを出して、
プラケースの穴より大きいサイズに切り分けます。
先ほどとは別のプラケースを用意します。
私は、とある事情(液肥と水でどちらの方が根の成長が早いか確認したい)により
穴を開けたケースの半分の幅のケースを2個購入しました。
ケースに水をはり、スポンジを思い切り浸して、水を吸わせます。
ケースの水は満タンにしたまま、スポンジを取り出します。
穴の開いたケースを上に重ねて、穴にスポンジを埋め込んでいきます。
下からはみ出たスポンジが下段のケースの水に浸っているのが理想です。
種まき
野菜の種をまきます。ダイソーの「レタス・サラダミックス」が残っていたので、これを使うことにしました。
種をスポンジにのせます。発芽しない種もあるので、1ブロックあたり
3個程度の種をまきました。
種をのせたらトイレットペーパーを薄くかけ、スポイトなどで水をかけます。
種と地面(スポンジ)を密着させ、水分を切らさないようにする効果があるんだそうです。
トイレットペーパーは水に溶ける性質があるので、芽が簡単に突き破ることができます。
先人の知恵です。
この後は、ケースの上に何かを置いてフタをします。私はティッシュ箱を使いました。
スポンジが乾かないよう水をかけながら、数日間発芽をまちます。
発芽
2日後、芽が出てきました!次の作業に入ります。
発芽したので、下のプラケースの片方を、「液肥」にします。
もう片方のプラケースは水を張ります。液肥と水で、育つスピードが違うのか確認したかったためです。
どっちがどっちかわからなくならないように、「水」と「液肥」と書いたテープを貼っておきます。
液肥として使用したのはハイポニカです。
水にA液、B液をそれぞれ500倍に希釈します。
余談ですが、似たような名前の「ハイポネックス」という肥料を先に買ったのですが
こちらは全然育ちませんでした。用途が違うらしいです…。
このペットボトルの容量は900mlなので、A液とB液はそれぞれ2ml弱ずつ使います。
正確には1.8ml。
1リットルの容器ならわかりやすかったんですけどね。最近は筋肉の負担を軽減するためか
微妙に少な目の容量が増えてきました。
液肥をいれたらケースを重ねて、日当たりの良い場所においておきます。
ちょうどいいスポットがなかったため私はLEDライトを使いました。
(続く)