FREETELの最新スマホ「Priori5」が200円で手に入る
という「交換サポートプラン」が、7月17日までFREETELのサイトで実施されています。
字面だけ見るととんでもなくおトクですが、うますぎる話には裏があるのが世の摂理。
提供側にどんなメリットがあるのか、調べてみました。
結果として、私はこのプランの申し込みを済ませ、Priori5の到着を待っている状態です。
目次
提供側にとっての「美味い話」
無条件におトクな情報なんてあるわけない、相手側のメリットを見極めないと信用できない。。。
そんなわけで3点ピックアップしてみました。
1.OCNモバイルONEの開通が必須!
キャッチコピーどおりPriori5を200円で入手するには、いくつか条件があります。
そのひとつがこれ。
MVNO(いわゆる格安SIM)への新規契約か乗換契約です。
MVNO業者は「OCN」。最安のプランで1600円/月です。
(1日当たり110MBの高速通信が900円+音声通話基本料が700円)
6か月以内に解約すると8000円の違約金が請求されます。
6か月使った場合の利用料はというと、実はこちらも同じ8000円です。
初月利用料は無料なので、1600×5で8000円となります。
これに、工事費用3000円と
SIMカード手配量394円がつくので
合計11394円(税抜)
これだけの出費が最低限必要となります。
2.手持ちのFREETELスマホとの交換となる
Priori5到着後に、代わりに手持ちのFREETELスマホをメーカーに返す必要があります。
(送料は購入者負担)
古い端末からの部品取り…にどれだけの価値があるかわかりませんが、
キャンペーン対象者を無制限に増やさないための措置かもしれませんね。
一応これもメーカー側のメリットとして挙げておきます。
3.FREETELのショッピングサイトにユーザ登録が必要になる
Priori5を200円で購入するために、
フリーテルeSHOPへのアカウント登録が必要になります。
登録に使用するのは、住所氏名、クレジットカード情報。
この機会に、自社ショッピングサイトの利用客を増やすという狙いがあるのでしょう。
おそらく宣伝メールも来るようになるではと思います。
結局、プランに乗る価値はあるのか?
前述のとおり、利用者側の出費額は
最低でも約12,000円になります。
これに旧端末の送付費用と、手持ちの端末をタダで回収されるという
間接的な損失が発生します。
返送方法は後日伝えられるらしいので、送料は仮で300円。
手持ちの端末、Priori2はメルカリで相場4000円くらいですが、
バッテリーのヘタりが目立ってきているので2000円とします。
Priori5本体 | 200 |
Priori5 | 3000 |
SIMカード手配費用 | 394 |
通信料(解約金) | 8000 |
送料(仮) | 300 |
端末資産価値(概算) | 2000 |
合計 | 13894 |
そうすると出費額は13894円となります。
あとは、得られる見返りとの相談になります。
Priori5の端末としての価値
Priori5は、2018年2月発売のAndroidスマホ。
RAMは2G、ROMは16G、5インチのHD液晶で
はっきりいって一昔前のスペックです。
Amazon販売価格16,000円台、価格.comの最安値も同じ。
メルカリでは未使用品が13,500円前後で取引されていました。
格安スマホといわれる価格帯ですね。
ただ、
外装交換可能(しかも交換用カバー7種類付属!なんだこの力の入れようは!)
バッテリー交換可能
DSDS対応(2枚のSIMで同時待ち受け可能)
という、目を引く個性も持ち合わせています。
OCNモバイルONEの価値
OCNのSIMは使ったことがないので、速度品質についてはわかりません。
値段は高くもなく、安くもなく…です。
キャリアから格安SIMに乗り換えたい、
今まで電話を持っていなかった家族に使わせたい
ということであれば、アリかもしれませんね。
結論として
以下の条件のどれか2つ以上に該当する人であれば、
このプランを利用してみる価値があるかと思います。
- もともとPriori5がほしかった!
- DSDSでキャリアSIMとの同時待ち受けをしてみたい!
- 家族にスマホを持たせてみたい!
- 古いFREETELスマホを持っている
わたしの場合、ちょうどPriori2のバッテリーがへたってきていたこと
SIMカードを増やして実家の両親(特に父親は通信端末を持っていない)に回してみるのもアリかな
とつねづね考えていたため、応募するに至りました。
Priori5が到着しましたら、またまとめてみようと思います。
ご参考になりましたら、幸いです。
ちなみに、FREETELの公式ページで
でかでかと「2018年7月17日(月)まで」と書かれているのですが、7月17日は火曜日です。
日付優先で「2018年7月17日(火)まで」と考えてよさそうです。