確定申告をWebで実施しようとして出くわしたエラー。
「この利用者識別番号は廃止されているため、所轄の税務署にご確認してください。(CC-EB0024)」
原因は、マイナポータルとe-Taxの連携不良でした。
マイナポータル側でe-Taxとの連携を「やめる」、そして「つなぐ」。
これにより解決しました。
エラー概要
国税庁の確定申告ページより、確定申告の作成をしようとしたところ、このエラーが発生しました。
具体的には、確定申告書等作成コーナーで「マイナポータルと連携する」を選択した状態で作業を進めようとした際に、表示されました。
こういう「直接連絡してください」系のエラーは、あまり良い印象がありません。
コードで検索しても大した情報ヒットせず、言われた通り所轄の税務署に電話するも、通話中。
確定申告締め切り間近なので、当然といえば当然ですけどね…
ともあれ、解決の糸口が見つからず、2~3日悶々としていました。
原因は、マイナポータルにあり
原因は、「e-Tax」ではなく「マイナポータル」でした。
マイナポータルが、誤った利用者識別番号を返しているのが原因。
マイナポータルのサイトにアクセスして「もっとつながる」をクリック。
つながっているウェブサイトから「国税電子申告・納税システム(e-Tax)」の「やめる」をクリック。
その後「つなぐ」をクリックして、再度e-Taxとの連携を作り直せばOKです。
上にも書いた通り、エラーの原因はマイナポータル。
e-Taxもマイナポータルも国のシステムという感があって、セットで考えてしまいそうですが、そうではないようです。
システム間で確定申告者の「利用者識別番号」を使って認証をはかるところで、情報の齟齬が出ていた模様。
e-Tax「この人、確定申告したいらしいんだけど、マイナポータルさん、識別番号わかる?」
マイナポータル「その人の識別番号は123456です」
e-Tax「ちがう!くらえ必殺"この利用者識別番号は廃止されているため、所轄の税務署にご確認してください"。」
という感じ。なお、マイナポータルがアホというわけでもないんです。
というのも、昨年私が引越しをしたから。そこで識別番号変わったんですね。
マイナポータル側は古い識別番号でのe-Tax連携を記憶していたんです。大本の原因は自分にあり。
とはいえ、e-Taxとマイナポータルが「どの利用者識別番号を使って判断しているか」は全く表示されないんです。
マイナポータルが誤った番号を送っているのか、正しい番号にも関わらずe-Taxが誤認しているのか がわからない。
情報保護のためなのだとは思いますけど、不便です。
余談:ICカードリーダーが意外と便利
今回の確定申告ではICカードリーダーによる認証を使いました。
近年はスマホでマイナンバーカードを読み込む方法もあり、カードリーダー自体は必須ではなくなってきています。
しかし、スマホをいちいち使わなくていいのは思ったよりも便利でした。
カードリーダーにマイナンバーカードを載せておけば、スマホを操作する必要なくサクサク進みます。使ったらメルカリですぐ売ろうと思っていたのですが、一台キープしておくのもアリかなと思いました。
使ったカードリーダーは以下です。売ることを考えていたので、メーカーの信頼性を重視しました。
はじめまして!
まさしくこのエラーで、丸2日間右往左往しておりました。e-taxとマイナポータルの連携というか、e-taxが
マイナンバーとID&passwordを統合させてログインも複雑になり、以前に取得していた情報を上書きすると双方が正常に機能しなくなり、原因を探す事に明け暮れて疲れ果てていたところ、まさしくこのエラーでヒットした
貴方さまの記事で見事に正常に戻り無事申告が出来ました。ありがとうございました!
ありがとうございました!こちらの情報が大変役に立ちました。
全く同じ状況になって困っていたのが、こちらの方法で無事解決できまして、本当に助かりました!
ありがとうございます!