Amazon Prime Photosを使用して、iPhoneのストレージを空ける方法です。
使用方法、カメラロールに残した写真と比べて不便な点はないかを含めて解説します。
目次
生きてる限り、写真は増える!
iPhoneのストレージ不足の原因は、いつも写真。
手軽に撮れるものだから、どんどん増えまくり、かといって消すのはもったいない。
ストレージがパンパンになって、必要なアプリが使えない。
そんな経験ありませんか?私はあります。妻もあります。たぶん妻の方が多い。
そこで役に立つのが、Amazon Prime会員なら無料で利用可能なサービス「Prime Photos」です。
手順説明
Prime Photosを利用した写真アップロード~ストレージ容量削減の手順を解説します。
1.アルバムでアップロード用フォルダを作る
iPhoneのカメラアプリを起動します。
アルバムでプラスをタップして新しいアルバムを作ります。
このアルバムに移した写真を、Prime Photosにアップロードして消しますので、
わかりやすいアルバム名をつけておきましょう。
「Amazon photo」としておきます。
2.カメラロールから写真を選択する
上で作ったアルバムに写真を移動します。ここでの判断基準は、人に見せても恥ずかしくないもの、個人情報が含まれていないこと、別の方法でバックアップ取得済みのもの
としています。
・人に見せても恥ずかしくないもの
Prime Photoに保存した写真は、Fire TVなどで表示可能です。家族で使うテレビにFire TVを挿しているような場合は、デカデカとスライドショーで流れても問題ない写真だけにしておきましょう。
・個人情報が含まれていないこと
顔が映っている時点でかなりの「個人情報」ですが、そこは割り切って考えます。
免許証やクレジットカード、パスワードを書いたメモやスクリーンショット(画面コピー)など、悪用されたらヤバい情報を含むものはカットします。
・別の方法でバックアップ取得済みのもの
そこまで神経質になる必要はないかもしれませんが、自宅のNASや外付HDDなど、ローカルな媒体にコピーした写真のみを、PrimePhotoに上げるようにしています。
バックアップの多重化です。私は「おもいでばこ」を使って写真のバックアップを取っています。
アルバムの写真をアップロード
写真を選択したら「アルバムに追加」より、先程作ったアルバムに写真を移します。
Prime Photosを起動します。
自動保存をオンにするというスイッチがありますが、ここはオンにしません。注意!
その他→写真とビデオをアップロードする を選択。
先程作成したアルバムを選択、入っている写真をすべて選択する。全選択や範囲選択のような気の利いた機能はないので、がんばって選択しましょう。
そしたら「アップロード」。動画があると少し時間がかかりますが、気長に待ちます。
iPhoneのアルバム写真を消す
次は、iPhoneの写真アプリに戻ります。
アップロード用のアルバム「Amazon photo」を開いて、すべての写真を選択し、ゴミ箱をタップします。
そのあと「削除」を選択します。「アルバムから削除」ではありません。
「これらの写真は○個のアルバムからも削除されます。」と表示されますが、問題ありません。削除です。
削除した写真を消去
削除した写真は、一定期間「ゴミ箱」に残ります。これだとiPhoneのストレージは空かないので、アルバム一覧から「最近削除した項目」に移動して、「すべて削除」すれば完了です。
Prime Photoに移した写真の使い方
Prime Photoアプリを起動すると、アップロード済みの写真が
iPhoneの写真アプリと似たような感覚で一覧表示されます。
写真や動画をタップすれば、高解像度で表示されます。
クラウドにアクセスしていますので、動画だと読込に時間がかかることはあります。
あと違うのは、新しい写真ほど一覧で上のほうに表示されます。設定の変更はできなさそうでした。
カメラロールに残した写真との違い、不便な点
クラウドなので読み込みが発生する。
写真だとほぼ気になりません。動画だとちょっと引っかかることあり。また、パケット従量制のプランを使っている場合は、通信量にご注意
場合によっては、写真を探す手間が倍に
iPhoneの写真アプリと、PrimePhotoの2箇所に写真が保存されていることになりますので、「あの写真、どこに置いたっけな?」とわからなくなったときに探す手間がかかります。
メール添付や、LINEアプリからの投稿に使えない
メールや、LINEの画像投稿では、Amazon Photosの写真を一覧で選ぶことができないので、
Amazon Photosアプリ側から、写真を選択、他のアプリに共有 という手順を踏む必要があります。
最後に「自動アップロード」はしない
Photosには、端末内の写真を自動でアップロードする仕組みがあります。
写真を撮ったそばからアップロードしてくれるので、手間がかからない。言い換えると、自分の意思と関係なく写真がクラウドに上げられてしまうということです。
個別アップロードが手間なので、自動アップロードにが魅力的に思えますが、やばい個人情報までアップロードしてしまうリスクがあるので、この設定は切っておきましょう。