日記

2011年版iMacにBoot Campで「Windows10」をインストール


2011年版のiMac(Mid 2011)にBoot Campを使って「Windows10」をインストールしました。
概要は以下のような感じです。

①元々ParallelsでWindows7を使っていた
②そろそろWindows10にするべきな気がしてきた
③マシンスペックをフルで使うために「BootCamp」に乗り換えたい
④しかしiMac2011はWindows10サポート対象外!!
⑤入れたら入れたで無情な「WDF_VIOLATION」エラー
⑥ネットの情報のおかげで無事設定完了

重要なのは4番目の「④しかしiMac2011はWindows10サポート対象外」です。

2012年より前のiMacは、Boot CampでWindows10を入れることができません。
入れたとしても非公式な方法となるなので、いつ使えなくなるかわかりません。自己責任というやつです。

ParallelsがあるのにBootCamp?

ParallelsからBoot Campへの乗り換えと書きましたが、これ、流れ的には逆の人が多いんじゃないでしょうか。

MacOS標準のソフトであるBoot Campは、Macの保存領域を一部割いて、ほかのOSをインストールするもの。使用するOSは起動時に選択し、切り替えるにはコンピュータの再起動が必要です。

対するParallelsは、有料のパッケージソフト。MacOS上で実行する「仮想環境」として他のOSを扱えるようにするもの。つまりMacとWindowsを同時に使えます。

ファイルを相互にやり取りできたり、ディスクの使用量もフレキシブルに変更できたりと自由度が高いため、Boot Campの制約に不満を持つ人が使っている(と思う)ものです。

かくいう自分もそうでした。2011年に購入したiMacにParallelsでWindows7環境を構築して、「これぞマルチOS!」と玄人気取りでした。

しかし、徐々に以下のような不満が出てきました。

①Mac側の通知で作業が止まる(特にWindowsOSにリソースを割くと、MacOSの処理が重くなり不安定になる)
②USB機器の接続時に、MacにつなぐかWindowsに繋ぐかを毎回聞かれるのが鬱陶しい
③複数ディスプレイで作業していると、マウスの挙動が変になる
④そもそも、Macをほとんど使わないので仮想環境でWindowsを動かす意味がない
ときどき、けたたましいノイズ音が発生する

特に最後のノイズがタチが悪いんです。
突然スピーカーから「ガガガガガガ!!」という爆音が流れるんです。けっこうビビります。
Windowsの音量をゼロにすれば消えるので、Parallels上で発生している音なのは間違いないですが、原因は不明でした。

上記事由により、ParallelsからBoot Campへの転向を決意。
Windows7のサポート切れも近いので、Windows10を入れることにしました。

Windows10のインストール手順

冒頭にも書きました通り、iMac2011ではWindows10のインストールがサポートされていません。
なんとかならないかとトライアンドエラーで何度もインストールを試みた結果であることをご承知おきください。

用意するもの
・Windows7のインストールメディア(8でもいいはず)
・上記のプロダクトコード
・Windows10のインストールメディア(メディア作成ツールで作る)

MacOSでの操作

すでにBoot Campの領域を作って失敗している場合は、以下の操作を。
「ディスクユーティリティ」を開く。BOOTCAMPの領域を選択。
フォーマットは「MacOS拡張(ジャーナリング)」で「消去」を実行
「パーティション作成」ボタンをクリックして、BOOTCAMPの領域でマイナスボタンをクリック。
この状態で「適用」ボタンをクリック。

イチから始める場合はここから。
Windows7のディスクを挿入して、「Bootcampアシスタント」を起動。「続ける」をクリック。
「Windows7またはWindows8をインストール」にチェックを付けた状態で「続ける」をクリック。
パーティションを区切る。可能な限りWindowsに領域を割りあてる(自分はParallels環境も残しちゃったせいで234GBしか取れませんでした)

このへんで、Windows7のディスクをWindows10に入れ替えておく。
Macがディスクを認識したら、「インストール」ボタンをクリック。
iMacが再起動します。

再起動後の作業

Windows10のインストールウィザードが立ち上がるので、順番に実行します。
「インストール場所を選んでください」と表示されるので、先ほど作ったBOOTCAMPパーティションを選択。
フォーマットすると「次へ」ボタンが押せるようになるので「次へ」をクリック。
しばらく待ちます。
コルタナによるナビゲーション開始。でも音声が出ないので画面を見ながら進めます。
マイクロソフトアカウントの設定、PINの作成。連携、Androidの設定はスキップ。
デバイスのプライバシーも、後で設定できるとのことなので「無効」にしておく。

「これには数分かかることがあります」という表示が出たらしばらく待ちます。

再起動がかかってもしばらく待っていると、Windows10のログイン画面が開きます。

Windows10起動後の作業

Windows10が起動してEdgeが立ち上がります。この時点ではまだ諸々のドライバが設定されていません。
具体的にはBluetoothのアイコンとか表示されていません。
ハードとソフトの関連付けのため「BootCampサポートソフトウェア」を入れるわけですが、無計画にインストールしてしまうと魔の「WDF_VIOLATION」ループに突入してしまいます。
(起動後数秒でブルースクリーンになって再起動、以降繰り返し)

MacHALDriver.sysの無効化と、BootCampサポートソフト6のインストールが必要です。
後者は、iMac2011では6を使用できないので「Brigadier」と「7Zip」を使う。

こちら(Boot Camp and Windows 10 1903 (May Update)
こちら(MacPro(Mid2010)Mojaveとwindows10の共存)を参考にさせていただきました。

まずは、公式にサポートされている最新版である「Boot Camp Support Software 5.1.5621」をダウンロードします。

サイズが大きいので、いまのうちに「Brigadier」と「7Zip」をインストールしておきます。

「Boot Camp Support Software 5.1.5621」のダウンロードが済んだら、解凍して「setup.exe」を実行。

再起動を促されても再起動はしない!(WDF_VIOLATIONループになってしまう)

インストール後に作られる「MacHALDriver.sys」を無効化。
物理削除でなくファイル末尾に「.bak」とつけるなりして見つけられなくする。
(C:\Windows\System32\drivers にありました)

スタートボタン横の検索窓で「cmd」を入力、コマンドプロンプトを右クリックして「管理者として実行」。

cdコマンドで、brigadier.exeのある場所まで移動したあとで以下のコマンドを入力。

brigadier.exe –(ハイフンふたつ)model iMacPro1,1

コマンドプロンプト上にダウンロードの進捗率が表示されます。結構時間がかかります…

終わったら、BootCamp-041-55643というフォルダができているはずなので、BootCamp.msiのある場所(BootCamp-041-55643\BootCamp\Drivers\Apple)までコマンドプロンプト上で移動します。

で、このコマンドを実行します。

msiexec /i BootCamp.msi

Boot Campサポートソフトのインストールが始まります。

これが完了したら、Windowsを再起動します。
Windowsにログインして、タスクトレイでBoot Campサポートソフトが表示されるようであれば成功です。

さいごに


2011年モデルのiMacにWindows10をインストールする話でした。
8年前のPCですが、メモリもそこそこ(12G)積んでいてまだまだ使えるiMac。
Windows10として延命できたのは、めでたしめでたしです。

今後Windowsのアップデートがあると、互換性起因で予期せぬエラーが出るかもしれないのが、ちょっと心配です。当然サポートされないでしょうし…

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