日記

いっぱいあって解らない?私もです。今まで使った格安SIMのまとめ

世間にだいぶ浸透してきた感のある「格安SIM」

私は2012年からIIJMIO(あいあいじぇいみお)のデータ通信SIMを使っています。
通話にはキャリアケータイを使う、いわゆる「2台持ち」です。
運用の詳細は別の機会に書くとして、今回は自分の使った格安SIMについて感想をおまとめします。
個人視点なので、調査不足な部分や偏った表現があるかもしれませんが、SIM選びの参考になれば幸いです。

イチオシ「IIJMIO」

IIJMIOのトップページIIJMIOトップページ(https://www.iijmio.jp/)

前述のとおり、現在メインで使っている格安SIMです。インターネットイニシアティブジャパン、略してアイアイジェイ。ミオはイタリア語で「私の」という意味だそうです。インターネット黎明期にプロバイダとして名前を目にすることはありましたが、一般知名度はあまり高くない模様。

知人にこのSIMを紹介したところ、「聞いたことない名前」と言われ、最終的には知名度の高いビックカメラの「ビックSIM」を選択していました。(ビックSIMの提供元はIIJなのですが…)

で、そんなIIJMIOを選んだ理由としては、提供するサービスの目のつけどころが良く、他社に比べて先行していると感じたためです。
MVNO業者が増えてきた現在では、「一定の通信容量まで無料」とか「特定アプリでの通信は無料」といった特化型のプランも増えてきていますが、正攻法で高品質なものとなるとやはりIIJに落ち着きます。

未使用分は翌月に繰り越し可能、通信量を消費しない低速回線に任意で切り替え可能、ファミリーシェアプランありと、隙がないです。接続が不安定ということもありませんでした。

あと、長期契約者に対する待遇が厚いです。釣った魚にエサをくれます。WiFiスポットの接続サービスを無料でつけてくれたり、高速通信量を1ギガぶんオマケしてくれたりと、思惑通り、みごとに飼いならされております。
他社への流出リスクが高いMVNO業界ならではの戦略かもしれませんね。

初期は980円の3ギガプラン、現在は2980円のファミリーシェアプラン(SIMカード3枚で月10ギガ)を使っています。
どちらもデータ通信専用です。

みおふぉんの画面スマホアプリ「みおふぉん」の画面。高速通信ON/OFFがSIMごとに可能。

※4月からはファミリーシェアプランの月間通信量が12ギガに増えるようです。タマラン!

無難「mineo(マイネオ)」

mineoトップページmineoトップページ(https://mineo.jp/)

関西電力系列のケイ・オプティコムが提供する格安SIM。開始当初はau回線(しかも4Gのみ)しか使えなかったのですが、その後ドコモ回線のSIMも取り扱うようになりました。
テレビCMを結構打っているので知名度も高いと思われます。

一時期auのiPhone6Sを所持していたことがあって、SIMロック解除可能になるまでの期間はこのSIMを使っていました。

月額も回線速度も普通といったかんじですが、au回線だと4G(LTE)しか対応していないため、田舎の山道などにいくと3Gを通り越して圏外になってしまうのが考えものでした。

IIJMIOにまとめた方が便利そうだったので、iPhone6SのSIMロック解除に伴い解約しました。

最近は、通話込みで月額410円というキャンペーンをときどきやっていますね。
実家の両親がスマホを持ってみたいと言ったときのお試し用にいいかもと思っています。

お守りがわりに「ゼロシム」

nuroモバイルトップページnuroモバイルトップページ(http://mobile.nuro.jp/0sim/)

So−netが提供するゼロシムは、その名の通り基本月額が0円です。開通時に事務手数料が掛かりますが、サービス開始時のキャンペーンで雑誌の付録としてついていたものなので初期投資もゼロでした(雑誌代はかかりましたけど)

ちなみに、名前どおり0円なのは、月あたりの通信量が500M以内の場合。それ以降は100Mごとに100円の料金が発生します。(1500円で打ち止め)
自分の知る限り、iPhoneには通信量を制限できる設定やアプリはないため、Android向けのSIMかもしれません。
また、SMSに対応していないので「アンテナピクト」が表示されません。使うにはちょっと工夫が要りますが、0円運用が可能という特殊性は捨ておけません。

現在は、iPhone5Sに入れて、ごくたまに使っています。
2ヶ月間通信ゼロだと解約扱いとなってしまうので要注意。
警告メールは送ってくれるようです。

ポケモンGo用?「ロケットモバイル」

ロケモバトップページロケモバトップページ(https://rokemoba.com/)

「神プラン」という、月額298円で使い放題。ただし低速回線のみ。という、ゼロシムと違う方向性でコストダウンを行った格安SIMです。
低速なためメイン端末としては力不足ですが、常時通信可能というメリットを活かして「ポケモンGo」用として使っていました。ポケモンGoに飽きたため解約。

低速無制限「ヨドバシ・ワイヤレスゲートSIM」

ヨドバシカメラのワイヤレスゲートSIM公式サイトらしきものが見つからなかったので、自分が買った時の写真を貼ります。

ヨドバシカメラの格安SIM。低速回線で使い放題と、ロケットモバイルに近いプランを持っています。SMSをつけても630円と安価でしたので、AndroidタブレットにLINEを開通させるために契約し、一年ほど使っていました。
「ワイヤレスゲート」のWiFiスポットを無料で利用できるのもウリ。ただ自分の行動範囲に該当するものがあまりなく、恩恵にはあずかれませんでした。

近年は最大3Mbpsで使い放題というプランが出ていて、固定回線代わりになるのでは?と少し気になっています。
関係ないですが家電量販店の中ではヨドバシカメラが一番好きです。

まとめ

以上、これまで使ってきたSIMをまとめてみました。
色々ありますが、安いプランには安いなりの理由があったりで、基本的に値段とサービス内容は比例していると感じます。
そんな中で自分的にバランスが取れていたのはやっぱりIIJMIOです。

が、極端な話、一番目に付く(宣伝に力を入れている)SIMを選ぶ程度で失敗はないと思います。mineoとかUQとか。月3ギガのデータ通信で1000円、通話込みだと1500円くらいが妥当な価格帯ではないでしょうか。

人気がある=利用者が増える=1人あたりの回線速度が遅くなる
という懸念もありますが、利用者が増えればそれだけ品質向上に予算を充てることもできるでしょうし、こればかりは流れに身を任せるしかないですね。

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