正月休み、「ディアウォール」を使って、
自宅の液晶テレビを壁掛けにしました。
そのときの手順をまとめます。
目次
そもそも「ディアウォール」とは?
無傷で部屋に柱を立てる道具
「ディアウォール」は、超有名なDIY用品です。
特に賃貸住まいの人にとっては救世主と言えるアイテム。
いまさら説明するのもおこがましいですが、特徴は下記の通り。
- 柱の上部に被せるパーツと、下部に履かせるパーツの2個で1セット
- 柱の材料は自分で調達。上下にディアウォールを装着する
- 上部のパーツにはスプリングが入っていて、木材が突っ張り棒のようになる
- 室内の好きな場所に柱を立てることができる
- 柱に棚板をつけたり、フックをつけたりと、アレンジは自由自在
- 既存の設備にキズをつけない
賃貸住まいの自分は、このアイテムの存在を知ってからドハマりし、
ことあるごとに柱を作っては棚を組んだりしています。
(妻には、柱は勝手に増殖するものだと伝えています)
買うならAmazon(いまのところ)
ディアウォールは、ヒット商品のため、大体どこのホームセンターでも置かれています。ただ、価格にはバラつきがあります。
実店舗だと1000円前後が主流で、最高が1200円くらいでした。
ネット販売もピンキリですが、800円以下で買えるAmazonが、今のところ一番安いと思います。
自分の場合、ディアウォールはAmazon、木材はホームセンター(コーナン)で買うことが多いです。
サイズ違いにご注意
ちなみに、ディアウォールには2x4(ツーバイフォー)用と1x4(ワンバイフォー)用の2種類が存在し、後者の方が少し安いです。
違いは対応している柱の厚みです。床から天井までの柱を立てるなら、2x4の方が安心です。
「安いやん!」と思って買ったら1x4用だった…ということがないようご注意を。
本題:テレビの壁掛け
きっかけは「床のスペース」
元々はIKEA製のテレビ台にテレビを載せていました。一人暮らしのときは不満はなかったのですが、家族で住むようになると、テレビ台の接地面積が気になってきました。テレビそのものは薄いのに、台のせいで前面のスペースが失われている状態。
一旦気になりだすと矢も盾もたまらなくなるもので
年末年始のお休みを利用して、テレビ台の壁掛けに踏み切りました。
いざ実行 材料の準備
写真を全然撮らずに進めてしまったので、ほとんど絵です。
■2x4材(4本)
床から天井に立てる2本と、その2本の間を水平に繋ぐ2本。
■1x6材(2本)
配線や機器類(HDD、ルーターなど)をテレビの裏に置こうと思っていたので、目隠し用です。
水平の2x4材プラス4センチの長さです。
■棚受(4個)
色んなお店のものを寄せ集めしてしまったのですが、統一した方が当然よいです。
■ディアウォール(2組)
柱を2本立てるので。
■壁掛け材
Milestone AV Technol 壁掛け金具 超薄型固定 対応TVサイズ 26V型~47V型 ブラック VML10-B1
思ったより高くてビックリ!でも一番大事なパーツです。
■電動ドライバー
ネジ締め・兼・穴あけドリルとして。あるととても便利。インパクトドライバーじゃなくても充分。
■水平器
100均にも売っています。
※柱が手前側に倒れないようにしたかったのと、上部にも物を置きたかったので、この他にも何本か木材と棚受を使っています。
組み立て
まずは2本の柱を立てます。
続けて、水平に2本の板を取り付けます。水平器で、傾きがないことを確認して、ネジをとめます。
1x6材を手前に取り付けます。
壁掛け部品を取り付けます。ネジが2x4の棚板にちゃんと刺さるようにします。
さいごにテレビをつけて完成です。
強度的に心配でしたが、今の所問題なく固定できています。