日記

ガンダムファンじゃなくてもOK!ポメラDM11G。加水分解には要注意。

キングジムのヒット商品「ポメラ」DM11Gを購入してみました。
惚れ惚れする見た目と割り切った機能。そして恐怖の「加水分解」について解説します

はじめに:ポメラとは

ご存知の方が多いかと思いますが、「ポメラ」はキングジムから発売されている「電子メモ専用ツール」です。
テキストを入力するという一点のみに特化した、ガンコな職人のような道具。

簡単に言うと小型のワープロですね。

なんでもできるパソコンやスマホと違って、テキスト入力しかできないからこそ集中できるという逆説的なメリットを持っています。
執筆業を仕事としている人を中心に、根強い人気を得ています。

自分は日常的に文章を書く人ではないのですが、つい、買ってしまいました。

それがこのDM11G!!

ガンダムファンにはたまらない!?自分はガンダム詳しくないけれど

上の写真にビビビときた方、さすがですね!
そう、機動戦士ガンダムに出てくる「ジオン軍」のマークが表面に印刷されているのです。

このDM11Gは、ポメラの中でも特殊な、「ガンダムコラボ」バージョンなのです。

赤を基調としたシャア・アズナブルモデル、

青のランバ・ラルモデル、

そして黒緑のジオン軍モデル

計3種類で展開しています。

自分は、ガンダムに関する造詣が薄かったため、コラボと関係なしに
たまたま値段がお手頃だったので購入しました。

定価4万円弱(高い!)のところがAmazonで5700円でしたから。
まあ、これは定価がブッとび過ぎている気もしなくもないですね!

ちなみに、3種類の中からジオンモデルを選んだのは、色が無難だったからです。
他の2つは、超派手。

箱は「ガンプラ」のようになっています。

感想:異色機ながら、ポメラの良さを実感

で、このポメラ11Gを使ってみた感想です。

使用感は非常にグッドです!起動するときの「よし、書くぞ」という感覚と
文章を書く際の集中しやすさは、ポメラならではのもの。執筆業の人に愛される理由も納得です。

キーボードも入力しやすく、サクサク文字が打てます。
画面は発光しないモノクロ液晶なので、明るい場所での使用が前提です。たぶん目にはやさしい。

ちなみに、ガンダムコラボモデルだけあって、電源オン時とオフ時にガンダムにまつわるメッセージが
画面いっぱいに表示されるという演出付き。ファンにはたまりませんね!ファンには!

あと、入力した文章を別のデバイスに送る手段として「QRコード出力」という機能が備わっています。
便利なのですが、ある程度カメラの性能は必要。
当時使っていたiPod touch(第4世代)では読み取りに失敗することが多々。
第5世代なら大丈夫でしたので、よほど古い機種でなければ問題はないでしょう。

後継機はEverNoteと繋がったり、連携機能がさらに強化されています。

2018年追記:恐怖の加水分解

そんなすてきなポメラですが、結局パソコンを使って文字を打つ機会が増えてしまったため
購入後数ヶ月でほぼお蔵入りのベンチウォーマー状態に…

一方、近年はプレミアがついてきて、Amazonのマーケットプレイスで2万円超の値段で売られています。
「これ、メルカリとかでも高く売れるんじゃ?」
と思い、部屋の奥から引っ張り出してみました。

すると、外装全体をベタァ〜っとした膜が覆っており
とても人様にお売りできるような状態ではなくなっていました。
キーボードも、手づかみで綿菓子でも食べながら使ったのか?ってぐらいベタベタ。

どうやら、この現象はポメラでよくある「加水分解」という化学反応によるものだそうです。
ちょっと拭く程度ではとてもじゃないけど落ちません。

手持ちの無水エタノールでガシガシこすったら、だいぶマシになりました。

そんなことをしていたら、少し愛着がわいてきてしまいました。
売るために引っ張り出したポメラですが、手放さずもう少し使ってみようかと思います。

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