日記

テレワーク暑すぎ、ナカトミの移動式エアコン「MAC-20」を買いました

ナカトミの移動式エアコン「MAC-20」を購入しました。

ナカトミのMAC-20とは

ナカトミのMAC-20とは何か。公式サイトから概要を抜粋します。
※ちなみに、MACといってもApple製品ではありません。

  • どこにでも置ける移動式エアコン!暑い夏を快適に!
  • コンパクトでキャスター付きだから移動もスムーズ。
  • 3種類(冷風・除湿・送風)の運転切り替えで快適に。
  • 便利なタイマー付き。1時間ごとに設定可能です。
  • 付属の排熱ダクトと窓枠パネルで背面から出る排熱を室外に逃がすことができます。

工事不要で使えるエアコンです。
窓用エアコンとも違い、床に置いて使います。

ただ、「どこにでも置ける」というのはちょっと違います。熱を逃がすためのダクトを窓に付ける必要があり、窓とエアコン本体が有線で繋がる感じになります。ダクトの長さは1.2メートルです。必然的に、窓のそばにしか置けません。

床に置くぶん、窓用エアコンよりも場所を取ります。
しかし、窓枠パネルを外すだけで窓が元通りになる(鍵もかけられる)ので、外出時やシーズンオフの際に便利です。

なお、「シーズンオフ」と書きましたが、こちらの商品は冷房・除湿・送風用です。暖房機能はないので、冬は使えません。

購入経緯、アイリスオーヤマとの比較

今回購入に至った経緯は、テレワーク用の自室が暑くなってきたためです。
エアコンなし、賃貸なので壁に穴を開けるわけにもいかず、扇風機だけで凌いできましたがさすがに30度を超えると厳しくなってきました。

一応、別の部屋にエアコンはあり、ドアを開放すれば冷気を共有できるのですが、そうすると2歳の娘が突撃してくるんです。業務に支障という意味では、こっちの方がやばい。

そんな中、アイリスオーヤマが「移動式エアコン」というものを出すと聞いて、家電量販店を見に行きました。

そう、最初の目当てはアイリスオーヤマだったのです。
こちらのIPC-221Nです。2020年の7月7日に発売されました。
(Amazonの商品画像でも貼ろうと思ったのですが、売り切れのようで見つかりませんでした)

アイリス目当てで立ち寄った店で、堂々と鎮座していたのがMAC-20でした。
「えっ、似たようなのあるじゃん!」と思いました。仕様を比較してみます。

IPC-221N
(アイリスオーヤマ)
MAC-20
(ナカトミ)
発売 2020年7月 2018年8月
本体寸法 35×34.3×70.4cm
(幅×奥行×高さ)
37×34.5×70.5cm
(幅×奥行×高さ)
重さ 22kg 約22kg
冷房能力 2.0/2.2W 2.0/2.3kW
消費電力 620/720W 750W/ 770W
電流 7.8/7.5A 8.4/8.0A
冷媒 R410A R410A
冷媒封入量 360g 410g
購入時価格 4万円台半ば 3万円台後半(処分特価)

ナカトミの方が2年前に発売されていたのですね。
重さ、大きさはアイリスオーヤマが合わせたんじゃないかっていうくらいそっくり。

その他のスペックはよくわからないので店員さんに聞いてみたところ、アイリスオーヤマの方が消費電力が小さくて効率がよいとのこと。
後発なぶん、メリットを付けてきているのですね。

ただ、値段の差は大きいものでした。
アイリスは新製品で値引き率が低く、ポイント還元率も渋め。
ナカトミ側は処分特化+ポイント還元もあり。

それでも相当迷いましたが、ナカトミの方を選び、購入して帰りました。

設置は簡単。長い窓には設置不可

ナカトミ「MAC-20」の箱です。

持ち帰って設置。やはり重さが20㎏以上あるので、運ぶのは大変でした。
車に積む際は、外装の高さが85cmほどあるので、ご注意を。
箱の開封は簡単です。底を残して引っこ抜けるようになっています。

設置は

①窓にパネルを取り付ける
②パネルにダクトを取り付ける
③ダクトとエアコンをつなぐ

以上で完了です。基本的にはカンタンです。
私の場合、窓の周りをあまり片付けずにやってしまったので大変でした。
ダクトの接続穴は、窓枠の下の部分になるので、そこにモノを置かないようにしましょう。

窓パネルは、高さ78.5~141.5㎝の窓枠まで対応可能となっています。
床から目線の上まであるような窓には対応していません。

また、102cm以下の窓の場合は、高さ調整のため、窓パネルをノコギリなどで切断する必要があります。これは手間がドンと増えると思うので、要注意です。

あとダクトパイプは結構太く、存在感があります。

使用感。指向性があるので扇風機必要

ダクトの接続が完了すれば、あとは電源を繋いでスイッチオン。
すぐに冷風が出てきます。

壁用エアコンと違って細かい調整機能がないのか、全力で稼働しているような音がします。
省エネ性能は期待できません。というより期待するのが間違い。
室温が設定温度に達すると、冷風ではなく送風に切り替わります。これは、エアコンの近くにいるとわかります。「あっ、風が温かくなった?」という感じで。

稼働音は、ドライヤーや掃除機よりは静か(個人的判断)。除湿乾燥機くらいの音ですかね。近所迷惑っていうほどではないと思います。

一週間ほどテレワークで使った感想としては、たしかに涼しいが、風の近くにいるといないとではだいぶ涼しさが違います。冷風に指向性があるというか、エアコンの横にいるとあまり涼しくありません。

扇風機やサーキュレーターを併用して、うまく冷風を循環させてやる必要がありそうです。

電気代については、まだ使い始めてから請求が来ていないのでわかりません。
どのくらい上がるんだろう…

補足:MAC-20導入後の電気代

電気料金の明細が出ました。8月~9月の請求額は4000円ほど高くなりました。
2020年はテレワーク中心かつ旅行もないので、必然的に電気代は上がるのですが…
まあそれでも数値で見るとびっくりですね。
参考までに3年前からの電気代(100円単位)をまとめてみました。

6月 7月 8月 9月
2017年 3,100 5,200 5,700 5,900
2018年 4,700 5,900 6,800 4,600
2019年 3,700 4,500 7,900 5,600
2020年 5,000 5,600 9,800 9,900

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください