目次
はじめに
Amazon Audibleを使い始めました。
ちょっとした空き時間を無駄にしたくないなと思ったのがきっかけです。
サービスの概要と利用経緯、無料体験登録時に戸惑った点を書いていきます。
Audibleとは
Amazon Audible(オーディブル)は、Amazonが提供するサービスで、本の朗読音声を聴くことができる「耳で読む読書」。
機械音声による読み上げと違い、プロのナレーター・声優による感情のこもった朗読になります。
パソコンやスマホ、スマートスピーカーから聴くことができ、媒体をまたいで続きからの再生が可能。ちょっとした作業のかたわらで読書ができるというスグレモノです。
2022年にサービスモデルが大きく変わったのですが、それは後述。
無料体験をスタートするまで
Audibleを使うにいたった経緯です。
もう利用しているかたや、利用を決めているぜ!という人は読み飛ばしてください。
感想サイトの中立性に疑問
Amazon Audibleを使うにあたり、まずは、感想を書いているサイトを探しました。
サービス提供元から出てくる情報には、だいたい良いことばかりしか書いてありませんので
一般消費者目線での公平な感想を知りたかったのです。
「オーディブルを使ってみた感想」系のサイトがいくつかヒット。…ヒットはするのですが、なかなかフラットな感想に出会えず苦労しました。
褒めて称えて、しれっとAudible申し込みリンクが貼ってあったりと、利害関係の香りがプンプンします。
「Audibleが向いている人、向いていない人はこんなタイプ」と称して、Audibleを使うと生活が充実し、知識がついて素敵!それらに興味がある人は向いている!それらに興味がない人は向いていない!…て、あほか!せめて月額が高いとかデメリットを示せよ!
ってな感じ。話がそれました。そんなわけで、知らない人の感想を読むより自分で使ってみたほうがいいな ということになりました。なぜなら30日無料だからです。
無料体験!でもカードが通らない
そう、Audibleは初回30日間、無料で利用できるのです。
試してみて、合わなかったら利用中止すればいいのことです。
というわけでさっそく申し込んでみることにしました。
がっ…登録ができない!
AmazonにアクセスしてAudible対応書籍を選択→30日間無料で試してみる→Amazonで使っているクレジットカードを選択→確定→30日間無料で試してみる→Amazonで使っているクレジットカードを選択→確定30日間無料で試してみる…
無限ループ!?
イザナミかゴールドエクスペリエンスレクイエムの攻撃でもうけたのか、いつまでたっても真実にたどり着くことができませんでした。
このループを抜ける方法は、同じクレカを新規カードとして再登録することでした。
困っている方はお試しください。
記念すべき一冊目は「アウトプット大全」
オーディブル初回登録時に、無料で一冊本を購入することができます。
上記のループに入る前に選択していた「OUTPUT大全」が購入されました。
自己啓発本的なやつです。中古でもあまり安くならないのでちょっと気になってたんです。
本の感想については機会があれば。
Audible使ってみた感想
ここからは、Audibleを1ヵ月と少し、使ってみた感想になります。
聴きやすい。声優のギャラ高そう
聴きやすいです。これに尽きます。Webブラウザの読み上げ機能とかで充分やん、と思っていましたが、結局無機質な文字としてしか頭に入ってきません。
ニュースならそれでもいいんですけど、やはり朗読。肉声の表現力にはまだまだ適わないです。
また、プロのナレーターだからか、再生速度を早くしても違和感がない。1.3倍、1.5倍…2倍までいくとちょっと詰まったような感じになるかなという感じ。私は1.5倍速がちょうどいいです。
しかしながら、一冊当たり5時間~10時間、ぶっ通しではないでしょうが、かなりの朗読時間です。喉が枯れないのか心配。
半面、声優さんのギャラは文章量によって決まる という話を聞いた記憶があります。そして、収入が安定せず苦しんでいる声優さんが多いという話も。
「朗読」という分野が、声の仕事をなりわいとする人の救いになるといいな。なんて思ったりしました。
古いiPhone使えないのは残念
音楽再生にはできるだけサブ機を使って、メイン機のバッテリーを温存したい
という思考の自分ですが、Audibleに関してはそれができませんでした。
古いiPhoneがAudibleアプリのインストールに対応していないのです。
iPhone6ではだめでした。6Sなら大丈夫。メイン機のiPhone8も大丈夫。
まぁiPhone8も多くの人にとっては古い機種なので、それで使えているだけでも満足といえば満足か…
旧機種を長く使っている人はご注意を。
Amazon Echoから続きが聴ける
Echoに「オーディブルの続きかけて!」と言ってみたら、続きから再生してくれました。
すごーい!部屋に他の家族がいない状況とかなら、アリですね。
ただこれは「購入した書籍」しか対象じゃないっぽいです。
ストリーミング再生で聴いていた本の続きは、流してくれませんでした。
返品交換も、自由…???
おトクに使うテクニックとして紹介されていたのが
本を購入して、聴いて、返品。を繰り返すことで実質タダで聴くことができますよというもの。
ナレーターの声が気に入らなかった!とか 想像していた本と違った!といった場合の救済措置だとは思うんですが、まあ、制度を手段として活用すればこういうことができますよ、という感じですね。
自己責任だとは思います。個人的には、やる気にはなりません。
耳に合わなかったから返品するぜ~ といっても、ちゃっかり最後まで聴いてたら履歴はとられてるでしょうしね。GAFAこええ
補足:月一冊無料購入から、聴き放題に!
冒頭に書いた通り、Audibleは2022年1月27日に会員向けのサービスモデルがガラッと変わりました。
月額1500円なのは変わりませんが、1ヵ月に1冊無料購入可能 だったのが 対象書籍が聴き放題 となっています。吟味を重ねてその月の一冊を手に入れる方式ではなく、とりあえず気になるものを聴きまくる ということができます。
すべての書籍が聴き放題というわけでなく、対象でない書籍もあります。その場合は個別に購入する必要があります。
しかし旧サービスであれば、どんな書籍でも「月1冊無料」で購入できました。また、「○○放題」系のサービスは、提供側の気分次第でいくらでもコントロールできます。
そんなわけで今回の変更は「改善」とも「改悪」とも言えるのですが、多くのユーザーにとっておトク感は増したのではないでしょうか。
なお、自分は新プランサービスが発表される前に30日無料体験をスタートしています。
無料期間が終わる前に解約しようとしたところで新プランを知り、結局居残ることになりました。